キャリアを活かして看護教員に

 看護師からキャリアアップを図り、助産師になる方がいます。そのような方は、どういったところで働くようになるのでしょうか。もちろん産婦人科もそうですが、助産師の職場のひとつに、看護学校というのが存在します。もちろん、この看護学校は自身が看護師、そして助産師になる為に通過してきた道であるから、その仕事内容も充分分かるのではないでしょうか。

まず手始めとして、どうしたらこの看護学校で働く事が出来るのかという事だと思いますが、答えは至ってシンプル。看護教員になるという事です。
 この看護教員になる為には、ただ教員免許を取得すればよいというわけではもちろんありません。
 無理に助産師になる事はない(助産学を教えるのなら別)のですが、看護師資格を取得後に大学を卒業。病院や企業などに就職して看護師や助産師としての実務経験を5年以上積まなくてはありません。
 これは普通のキャリアアップとしても言える事ですが、教員を目指すのであればそこからさらに看護教員養成研修(約半年~1年)というのを受講する事が必須となります。という事はこの時点で10年近くのキャリアが必要という事ですね。
 看護教員になるとその職の幅は広がり、看護大学、看護短期大学、看護専門学校といった場所で研修を経たのちに看護教員として採用されます。
 と、ここで気をつけたいのが、看護科を設ける高校の教員になる場合。こちらに就職する場合には一般の教員免許も必要だというからさらに驚きです。
ちなみに、看護教員になるまでの費用は通信教育でも初年度だけで60万円はかかります。都道府県が実施するコースでも20万から30万円ほどの受講料にテキスト代や通学する為の交通費などが入ってしまうから辛いものがありますね。

 とはいえ、看護教員を目指す上で知っておいて欲しいメリットは、なんといってもそれまでのキャリアをすべて生かせるという事です。
 なんせ、看護教員の仕事はなんといっても看護師を目指す生徒達を指導する事。そこでぜひ、自身が看護師や助産師として経験してきた楽しい事、辛い事、そしてやりがいなどを語りながらも、夢を叶えようとしている彼らを叱咤激励して欲しいのです。だって、看護師や助産師としてのその苦労や楽しみなどは、実際になっていたあなたしか知り得ない事なのですから。
 そして実際に教壇に立って指導しているその姿は、正に看護師や助産師としてそれまでを頑張ってきた自身をも応援、賞賛する姿だといえるでしょう。
看護師や助産師として積んできたキャリア。どうせなら、次世代のために活かしてみるのもいいのではないでしょうか?

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